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■ナーセリーガイド(苗畑生産現場の様子) ■ポット苗養成エリア ■幼苗養成エリア ■定植エリア(低木類) ■定植エリア(高木類)
ひとくちに苗木といっても種類によって育成方法や年数が様々ですが、予想される出荷時の姿によりおよそ次のように分けられます。
■街路樹のような大型の樹木
中・高木性広葉樹、中・高木性針葉樹といいます。大きいもので高さ3〜5メートル、ときには7〜10メートルになる樹木を出荷します。苗木の植え付ける間隔を十分にとり長い期間をかけて育成するので広い用地が必要になります。根をよくするための床替え(植え替え)、出荷時の根巻き(根鉢を付ける作業)には多くの労力を要します。
■ツツジなどの花木類、株もの
低木性広葉樹、低木性針葉樹といいます。大型樹木よりは面積を要しませんが、種類によっては育成年数が長いものもあります。成長段階では、雑草の影響が大きいので除草、防除作業が欠かせません。
これらの作業は、苗畑経営するうえで最も労力を要し、費用がかかります。公園、庭園、街路問わず、同じことがいえそうです。
■ポットにて育成する樹木、草花
グラウンドカバープランツといわれる小型の樹木や草花です。育成年数は短いのですが大量に生産し投げればなりません。露地とは異なり、ポットという狭い環境のなかで育てているため、夏期間の潅水作業、肥培管理など大変気を使います。近年は欧米のコンテナ(ポット)生産システムを導入する生産者が増えてきましたが、道内では需要量、気候などの問題があり限られているようです。
■生産現場の様子
ポット栽培用のエリア。ここでは主にエリカ、カルーナ、ラベンダー、シバザクラなど寒冷地向けの小低木、宿根草を生産しています。

露地栽培用樹木の床替え専用区域です。通常より一回多く移植して良質な根作りを目指しています。この後、早いものでも2年間養成しないと商品になりません。

背が低く、あまり大きくならない樹木のことを便宜的に低木(ていぼく)と呼んでいますが、1〜2回の床替えを終わり、ここで製品になるまで養成するところです。このほかにイチイなどを剪定鋏やヘッジトリマーなどを使って円錐形や玉状に刈り込んで整形しているエリアもあります。

養成中の高木(こうぼく)。2〜3回の床替えをした苗木の中から素性の良いものを選抜し、適正な間隔を保ちながらバランスの良い樹形になるよう管理します。こうした樹木は街路樹などに使われています。
自然環境の厳しい北海道では、商品になるまで、種から育てて8〜10年ほどかかります。
