北国のみどり情報局
紛らわしい仲間たち
有限会社 川原花木園
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「〜テマリ」と「〜カンボク」


Viburnum opulus var. calvescens f. sterile
(テマリカンボク)


Viburnum plicatum var. plicatum
(オオデマリ)


Viburnum opulus var. calvescens
(カンボク)


Viburnum plicatum var. tomentosum
(ヤブデマリ)


Spiraea cantoniensis
(コデマリ)

 似たような花、似たような名前なので勘違いする花木たちです。
 特に
テマリカンボクとオオデマリを混同している人がかなりいるようですので写真を見比べて下さい。難しいことは別として、葉の形が全く違うこと、テマリカンボクのほうが花房が大きく密な球状をしていることでわかると思います。
 カンボクとヤブデマリも葉の形が違います。コデマリは名の通り小さい花房と小さな細長い葉ですので他とは明らかな差があります。(岩見沢、札幌、早来にて6月7〜8日撮影)

和名で比べると紛らわしい!

 このように和名(カンボク、オオデマリなどの植物名:日本語による俗名)で表現すると混同したり差異がはっきりしませんが、写真下の学名(アルファベット)で見比べて下さい。そうすると近似しているものとそうでないものがよくわかると思います。なお、var. は変種を意味します。

  • ガマズミ属(Viburnum)
    Viburnum opulus・・・これの変種としてテマリカンボクとカンボクが該当します。ちなみにカンボクの花がすべて装飾花になったものがテマリカンボクです。

    Viburnum plicatum・・・これの変種としてオオデマリとヤブデマリが該当します。

    なるほど葉の形を見るとよくわかりますね。テマリカンボクとカンボクの葉は似ています。またオオデマリとヤブデマリの葉もそうです。

  • シモツケ属(Spiraea)
    Spiraea cantoniensis・・・コデマリのことです。

    コデマリは和名からするとテマリカンボクやオオデマリの仲間だと勘違いしますが、植物学的にはかなり違います。同じ手まり状の花を付けているにすぎません。


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