北国のみどり情報局
北国に適したコニファー
有限会社 川原花木園
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コニファーの種類と特性

 コニファーにはどのような種類があり、それぞれの特性はどうなっているのでしょうか。ここでは道内にて緑化工事に利用されたり、ガーデニングの対象とされているものについて簡単にまとめてみました。
 

  • コニファーの分類(1)

     コニファーに限らず樹木を選ぶ場合は、第一印象、つまり姿や色合いの好みが優先し、そうした条件を満足したうえで耐寒性、成長の早さなど(勿論価格的なことも含みますが)を考慮すると思います。

    (1)姿(樹形)で分類

     
    最近は刈り込みなど手のかかるイチイ、クロマツなどの段造り、玉仕立て、円錐形などは敬遠されており、緑化関係で使用するものは別として人為的(偶然的に交雑したものを含む)に交配された園芸品種に人気が集中しています。特別に手をかけなくても一定の形を保ってくれる利点があります。
     ところで北海道の人はペンシル型で細長く立ったタイプに憧れますが、残念ながらそうした種類のものは寒さに弱いものが多く、気候的な影響で伸びが緩慢になり、ずんぐりとした形に変わってしまうのが難点です。

    形状
    ペンシル型
    円錐型
    球状型
    玉型
    シンボル
    マーク
    具体例

    形状
    ツリー型
    中立型
    匍匐・這性
    不定形
    シンボル
    マーク
    具体例


     このほかに特殊なものとして、枝や幹が垂れるタイプもありますが、あまり一般的でないのでここでは省略します。
     匍匐(ほふく)性またはそれに近い形状のものは、風当たりの影響も弱く、積雪によって冬期間覆われる確率が高いので越冬に有利ですが、なかには融雪期のときにムレるなどして痛むことがあります。

    (2)葉の色で分類

     
    ほとんどのコニファーは常緑樹なので葉の色に特長のあるものは、ほかの植物との色彩的なコーディネートには欠かせません。また冬期間や花の乏しい季節には貴重な存在でしょう。そこで葉の色調を次のように区分してみました。(なおインターネット上ではご使用になるブラウザソフトやコンピューターの種類、環境によって色合いが異なって見えることがありますのであらかじめご承知下さい。)

    深緑色
    緑色
    黄緑色
    淡黄色
    黄金色
    灰青色
    灰緑色
    茶緑色
    白覆輪
    黄覆輪
    (注)色名は仮称であり正式な名称ではありません

    (3)成長度合いによる分類

     自然界にある基本種のコニファーの大半は、這性、匍匐性のものを除き樹高がかなり高くなるので、個人の庭など限られたスペースへの植栽には不向きです。そこで人為的に作り出された園芸品種のなかには成長が緩慢な矮性(わいせい)タイプのものがあるので、これらを利用します。

     後述の「
    コニファーの特性と耐寒性指標」の表では、各樹種が植えられて10年後の1年間当たりの生長量(札幌を基準として)を次のように分類して表示しました。推定に基づくものが数多くありますのであらかじめご了承下さい。

    区分記号
    *
    **
    ***
    ****
    生長量(cm)
    5未満
    5以上〜10未満
    10以上〜30未満
    30以上



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