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有限会社 川原花木園
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私たちはなにを望むのか

■どんな植物が適しているのか

 庭造りのときに何を植えたらよいのかわからずにこうした疑問を持つことがあります。そのことをよく考えてみると

  • 自分の描いている目的・用途に適合した植物にはどのようなものがあるか。
  • ここの環境に適応する植物にはどのようなものがあるか。

 このふたつの疑問が同時に浮かんでいるのではないかと思います。つまり、どのような目的の庭にしたいのかが決まらないと「どんな木や花をうえたらよいでしょうか。」と聞かれても相手は答えに窮するでしょう。あまり大げさに考える必要はありませんが、なにかひとつテーマを持つか、先ほどの「庭に対する考え方」をヒントにしてはどうでしょう。最も安易な方法は他人の庭や雑誌の写真をたくさん見比べて「こんな庭ならいいなぁ」でもかまわないと思います。そこからイメージを膨らませていけばよいでしょう。
 しかし、ここで問題になるのが、自分の庭にする場所がどういう環境なのか、欲しいと思った植物が健全に育つのだろうか。育たないとすれば環境の方を上手に制御する方法はないのだろうか。について考えておかなければなりません。

■環境の整備

 どのような目的・用途で植物を植えるかによって若干の違いはありますが、およそ次のようなことが大切になります。

  • 庭になるスペースの位置と形状
     方角や庭にしたい場所の形、起伏やくぼみを利用するか否か

  • 土質と育ちやすい土壌の改良整備(土づくり)
     粘土質、砂利混じりの残土処理(特に造成された宅地、住宅建築後の残った場所などでは業者が廃材やコンクリート片、質の悪い残土などを庭になるスペースに埋めていくことがあります)

  • 雑草の種類と繁茂の現状と対処
     特にタンポポ、スギナ、イタドリ、勢力の強いイネ科の宿根草が優勢な場合は、何も植えない前に1〜2年かけて除草に専念して、退治することが先決です。植えてしまってからでは、こうした雑草を駆逐するのは何倍もの労力と費用がかかります。

 こうした問題をまず最初に解決しておくことが第一歩でしょう。人工的な池や湿地でも造らない限りは、水はけのよい土地にしなければなりませんから、火山灰・レキ、黒土を適度に入れます。また腐葉土や有機質の堆肥などをすき込んで肥沃な土壌を造っていきます。

■適応する条件について

 欲しいと思った植物が、どんな条件をクリアしなければならないのかは次章で取り上げます。



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