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さて実際に葉の色づきをみてみると、樹種によりかなりの変化があります。特にカエデ属やのナラ類の多くは、個体差のためか、環境によるものなのか、多様性が感じられます。 |
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![]() 1本の木から採取した様々な紅葉 ヤマモミジ(Acer palmatum var.matsumurae) |
![]() 真ん中の「褐色」が通常の色づき ミズナラ(Quercus mongolica var.grosserrata)の色変化 |
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一方、イチョウはというと、まずほとんどといって黄色にしか色づきません。(イチョウは「クリサンテミン」(赤)や「フロバフェン」(褐色)を合成する遺伝子がなく、黄色にしかならないという話も聞きましたが、確認できていません。) |
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![]() 黄色にしか色づかないイチョウ(Ginkgo biloba )の葉は 、数十年前よりドイツで医薬品として認可され、 今では抗酸化作用剤等として、注目を集めています。 |
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イチョウのほか黄色にしか色づかない樹種としては、ヤナギ科の多く、ユリノキ、マンサク、カラマツ、マメ科の多くなどがありますが、黄葉するといわれるシラカンバやプラタナスは、その年の気候などにより、うっかりすると褐色になってしまう危うい樹種です。 |
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![]() シラカンバ(Betula platyphylla var.japonica)の多様性(多数の木から採取) |
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それでは紅葉の王道である、紅色に必ず色づく樹種(北海道基準)はというと、ナナカマド、ニシキギ、ドウダンツツジ、ブルーベリーなどスノキ属の各種、ナツヅタ、ツタウルシなどのウルシ科の多くなどがありますが、全体の数からするとずっと少ないでしょう。そんなところからも、紅く色づく姿が、目を引くのかもしれません。 |
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![]() 毎年安定した紅葉を見せてくれる ナナカマド(Sorbus commixta ) |
![]() あざやかな紅葉のナツヅタ (Parthenocissus tricuspidata ) |