村の飢饉の折り、一帯を守護する仙人に生贄として奉げられた少女。供え物とともに仙人の元へ連れられてきたものの村へ帰る訳にもいかず、なんと仙人を志すと言う。この少女の成長物語でもあります。
1). 1..4 仙人と少女、風神雷神など天上人と、地中の一族、そして地上に住む普通の人たちとの関わり。やがて少女は天の神、地の神、双方から祝福を受ける稀なる存在へと日々成長していきます。
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5). 身近な人物の成長を目の当たりにして焦る「かすみ」、地の神から授かった水晶、自分は水晶を持つのに値するのかと・・・。「グランギア」問うたところ、地仙を探せと言う。師匠の「三日月」と、人の姿になった光仙鳥の「アヤ」と三人で地仙を探す旅に出る。
6). 地の神から授かった水晶。その秘密を解き明かすため師匠と共に旅に出ます。旅先での色々な出来事と巡り逢いの数々、そして少女は成長を重ねます。
7). 旅の目的の地の神仙にもやっと会えその思いもよらぬ姿に驚く。
8). 地上、地中、天上それぞれの世界の乱れに怒れる神を鎮めるため、地の神の許に赴き少女は共に眠りに就く。やがて世の乱れも収まり種族間の垣根が取り払われると伴に成長した姿で少女は戻ってくる。そしてハッピーエンドで大団円。大感動で泣けますよぉ。ぜひ全8巻、一切の煩悩を振り払い読んでみることをお勧めします。
掲載誌Pockeの休刊にも関わらず、遅れながらも書き下ろしで出ると言う幸運。他に物語中のキーパーソン二人の逸話を書いた短編も収録。