CPU: V30
NEC ワープロ CRT type
2 FDD (2DD 720KB)
シリアルポート増設
本体基盤にシリアルのチップは乗っていますが、通信ポートはオプションで「\12k」もします。中身はコネクタとバッファが載っているだけです。しかも通信ソフトも最初から入っています。いつもの事ながら商売が汚い。
一時期はやった文豪でMS-DOS。この機種はとても有利な点があって、それはメモリが豊富に乗っていることです。液晶ポータブルタイプは基本ソフトがROMに乗っている上にROM上で実行しますので通常RAMは沢山載っていませんが、CRTタイプは起動時にFDDからソフトを読みますのでその分RAMが多いのです。更にディスプレイの部分もRAMですのでOSから見えるメモリは512KB程度は在ったように思います。
購入時は長期店頭在庫のため非常に安価でしたし、元々ワープロ目的ではなくターミナルやお遊び目的でした。文豪DOSをちゃんと入手する以前に普通のMS-DOS2.1で試したところあっけなく起動しました。が、ちょっと変です。途中でキー入力がされなくなりかまわずキーをたたいていたところ暫くして少し前に入力した文字がスクロールしてきたのです。落ち着いて数えてみたところ40行くらいある様子でした。ワークエリアの数値の違いでしょうね。これだもパワーユーザーは、やってしまう(移植)んだと思いました。
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