うさぎ耳の少女風精神物理学者が心の宇宙図を作るために水晶球に導かれ飛び込んだ先には、無くした記憶に思い悩む一人のDOLLY(レプリカント)がいた。本来記憶を忘れることなど無いバイオコンピュータで、これでは心の宇宙図など作れないと嘆くが次第に失われたはずの記憶が戻ってきて心の中に星が生まれる。
人に恋焦がれ自ら角を折った桜鬼、この日世界中の桜が焼失した。月日が流れ一人だけ残った桜鬼の元に一人の子供がやってきた。先祖帰りで角が生えた母を失い自身も桜鬼になるために・・・。しかし人としての存在を捨てさせるのも忍びなく十年後にまた来れたらと一度は送り返すも、再開を果たし新たな桜鬼が誕生する。
デビュー作も収められていて、これが初コミックスらしいです。