ATXタイプ第二弾、FSB100MHzとCache2MB装備 Usedです。だったんですが・・・、曰く因縁付きのボードで100MHzじゃあ走りません。
このボードのスペックは大体こんな感じ。
某友人が散々手を焼いていたメインボードがとうとう家へやってきました。
まず、仮組みで動かしてみました。CPUはK6-2 500ですので 100MHz, 5.0x, 2.2Vと標準的設定です。BIOSの設定を一通りチェックして、Win98をインストールしてみました。
結果は途中でこけます。最後までインストールが終わりません。FSBやクロック倍率落としたり、電圧を変えたりしてもまったくだめです。付いているのはビデオカードのみでこれですからあきらめてメインボードを買いに走ろうかとも思いました。ここからだと札幌まで出なければなりませんので片道120kmくらいありますから・・・。
でも、気を取りなおして色々やってみると、メモリのベースクロックを選ぶことになるジャンパが二本見つかりました。表現は違いますが、それぞれキャッシュとメインメモリ用のようです。クロックのベースをCPU側から取るか、AGP側から取るかと言うことみたいです。FSB 100MHzのとき、CPU側なら 100MHzでAGP側なら 66MHzと言うことになると思います。
結局両方ともAGP側にして更にFSB 100MHzでは無理だったので、FSB 95MHzでなんとか動いています。そうするとせっかくCPUが500MHzなのに475MHzになり勿体無いので倍率を最大の5.5倍にして522MHzで使っています。倍率はもう少し上げられればいいのになぁ。CPUは600MHzくらいでも余裕で動きそうなんだけど。そうなるとメインボードのパターンカット、ジャンパが必要になるだろうなぁ。
別にその一枚だけが調子が悪いのではなく、その型番のロット全体が悪いみたいです。友人が情報を求めてネットをさまよっていたときに、あちこち掲示板などで動かない動かないの大合唱を見掛けたと言います。中にはちゃんと動いている人も居たようですが少数で、対策はというと、二次キャッシュを切れば動きます・・・では、何の為に2MBキャッシュモデルを入手したもんだか・・・
結局パフォーマンスが元々悪い基盤設計の上にはずれのパーツが組み合わさったものが多かったのでは・・・と、想像します。