Comics
本について コミックス、漫画

ますむら ひろし
(Hiroshi MASUMURA)

　とても詩的な世界、 自然に囲まれて暮らす擬人化した猫と人間 、植物と機械との融合、 「ますむらひろし」から見た宮沢賢治の世界 「イーハトーヴ」を具現化したような作品の数々。 アタゴオルシリーズは、ライフワークと化しているようです。

真鍋 譲治
(Johji MANABE)

　「ノーラ」でウサギ男の出てくる孫悟空物を見たのがきっかけだったかなぁ。アウトランダーズのOVAを見てカームの声にギョギョっとしたのが最初だったか、記憶が曖昧ですが・・・、作品に対するこだわりが強い方で上記OVAなどは作者にとっては大不満らしいです。また仕事の傍ら同人活動も活発に行っているようです。詳しいことは作者のホームページがありますので探してみてください。

麻宮 騎亜
(Kia ASAMIYA)

　ニュータイプで連載していましたね。この作品ではありませんが。他にも原作つきとか、そう言えば「ナデシコ」のコミック版もこの方でしたっけ。いずれ入手しなければ。

道原 かつみ
(Katsumi MICHIHARA)

　きっかけは「WINGS」での「JOKER-SERIES」の連載、だったかなぁ。でもだいぶ昔OVAで見た「アルカラルの遺産」のアニメからコミックスを発見し入手したということもあるし。「銀河英雄伝説」のコミックス版もこの方ですね。

宮崎 駿
(Hayao MIYAZAKI)

　この方の世界観は奥が深いですね。映画館でちゃんと見たのはナウシカだけですが、感動の嵐でこみ上げてくるものがありましたよ。ラピュタと、宅急便はLDがあります。ナウシカももちろんありますが、やはり大画面で見たいですね。そういえば複製セル画集なんていうのも持っていました。背景とセルそれぞれ9枚づつでちゃんとISBNナンバーがついていました。セルの色が網点の印刷なのがなんだかなぁですが。ナウシカのコミックスの話の続きがぜひ見たいのですけど。かなわぬ望みだろうなぁ。

めるへんめーかー

　その名前からも判るように、ファンタジック、マジカル、メルヘンがキーワードな方です。

　「或る時一人の姫君が吟遊詩人と共に旅に出た・・・」と始まり、そのまんまの説明の歌を歌っている様子が描かれています。銀の竪琴とはすなわち吟遊詩人の持つ竪琴、金の声とは姫君と歌う竜の歌声、色々な世界を巡り「歌う木」を探す旅。この物語の元になったお話もどこかで読んだ記憶が、多分それも出版されていることでしょう。

　風を司る少女のもとに空から舞い降りる有翼人「風を売る店」と、幼くして両親を無くした少女と少女を引き取った叔父の恋物語、古いお屋敷の庭でやさしく見守る幽霊は・・・「Old inglish garden」の二つの短編も。

角川書店
ISBN4-04-924188-9 C0279 P380E
ASKA COMICS
A-45-1

　「銀の竪琴 金の声」の続編、でも短編と組で出てるみたいなので連続巻ではないみたい。

　ファンタジックな世界観とファッションだけどしっかり宇宙船の中のお話もあります。精神感応などの特殊能力を持ち長命の妖精系種族を助ける話や、わがままな姫様との根競べな話など。

　そして、廻りからはオールドミスといわれるミステリアスな魔女OLとの不思議な恋物語「Miss Bloomのお引越し」と、都会派を気取った作家のもとに或る日突然押しかけた家政婦の少女、なぜかノスタルジックな田舎の記憶が・・・そしていつか故郷へ帰る。「緑の郷愁」の二つの短編、信じられないほど物が詰め込める不思議な鞄が登場する。

角川書店
ISBN4-04-924262-1 C0279 P390E
ASKA COMICS
A-45-2