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睡眠時無呼吸症候群との関係

いびきの原因は?
  いびきは睡眠中に種々の原因で生じる上気道からの呼吸騒音です。その原因は、鼻、のど等の上気道の狭窄が関係しているといわれています。その程度には年齢、既往疾患、体格の他、様々な要因があり、個人差も有ります。
いびきは現在、治療すべき病気として扱われています。
睡眠時無呼吸症候群とは?
  空気の通り道が更に狭くなると、一時的に無呼吸に陥る事が有ります。
睡眠中に無呼吸状態が起こると、以下の症状が認められる事が有ります。

・ 夜間の目覚め
・ 日中の眠気
・ 寝起きの頭重感
・ 集中力低下     など

更に以下2項目のいずれかに該当する場合、睡眠時無呼吸症候群という病名がつきます。・ 一晩に10秒以上続く無呼吸が30回以上
・ 睡眠一時間あたりの無呼吸回数が5回以上
睡眠時無呼吸症候群は日常生活に支障を来すだけではなく、高血圧や心臓病を悪化させる場合もあります。
いびきの治療は?
  多くの場合、肥満が関与する事があり、それらの方にはダイエットが有効です。
しかし、鼻、のどの病気がいびき、無呼吸の原因となる場合、治療が必要となります。
  〜アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎などのお薬
  〜口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術、副鼻腔炎手術など
最近、のどの形態で生じるいびきや無呼吸にレーザーを用いた手術(一泊)が行われています。
いびき、無呼吸には様々な要因が重なっている場合も多いため、適した治療が必要です。
肥満はどのように判定するの?
  様々な方法が有り、一例を以下に示します。
下の項目にあなたの身長と体重を入力してチェックボタンを押して下さい。
あなたの身長(cm):
あなたの体重(kg):
あなたの標準体重(kg):
あなたの肥満度(%):
判定: です。
あなたが肥満の傾向を示すならば、まずはダイエットが有効である可能性が有ります。
また、他の要因でいびきや無呼吸を引き起こし、更に肥満により増悪する場合もあります。
終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査のお知らせ
  当院では平成16年度より終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査を実施しております。
この検査は、睡眠呼吸障害を正しく診断するために欠かせない検査です。

*検査を受けるには
  耳鼻科外来を受診していただき、医師と相談のうえ予約をしていただきます。
*検査方法
 一泊入院で行います。一晩中睡眠と呼吸の状態を調べるために 電極を頭部、眼の周り、鼻、のど、胸、腹、手足に取り付けて寝ていただきます。
この検査に痛みは無く、いつものように眠っていただけます。

*検査スケジュール
入院時間 午後7時ごろまでに 夕食あり・なし・選択可
検査準備 午後7時30分から 電極の装着
検査時間 午後9時から翌朝6時ごろまで
退院時間 午前6時以降 朝食あり・なし・選択可

*検査結果の説明
  後日、耳鼻科外来にてご説明いたします。
  (なお、当日お知りになりたい場合は退院は午後になります。)
*検査費用
 健康保険が適用になります
2割負担の場合(概算) 約2万円+食事代(夕食・朝食 1560円)

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